その他事業
フェアロードは、校内居場所事業・地域居場所事業以外に国際的な活動も行っています。
わかもの応援事業『えんぎもん』
卒業後の生活をみまもる
校内居場所カフェで出会った若者たちに、中退時や卒業式の日にNPOの連絡先を渡しています。
現在も20名前後の元居場所カフェ利用者と連絡のやり取りがあり、彼らは“人のしんどさ”にとても敏感で、「卒業後に知り合った人なんやけど、話を聞いたってくれへんかな…」と連絡がくることも少なくありません。
卒業後すぐに一人暮らしをしなくてはいけない若者もいますので、しばらくは生活に必要な物資を送ったり引っ越しのお手伝いをしたり、状況に応じて他団体につなげることもあります。
年に2回(夏にBBQ・冬に忘年会)、中退卒業関係なく、学校も区切らず“校内居場所カフェ卒業生”の集まりを開催しています。
フォーマルな同窓会への参加はハードルが高くても、あのとき居場所カフェにいたスタッフや他学年の人たちとの集まりなら参加できるといった声も。
こうしてゆるくよわいつながりで卒業後も見守りを続けています。
【事業内容】
●わかもの応援事業『えんぎもん』
(1).生活応援物資の配送(お米・食料品・衣料品・洗面用具など)
(2).年に2回の集まり
(3).月1回のLINEトーク
(4).他団体(真田の郷)と協働で、月1回“さなだカフェ”を開所
(5).随時生活相談
タイ・ビルマ応援事業『蛍の光プロジェクト』
どんなプロジェクト?
タイ・ミャンマー(ビルマ)の無電化地域(難民キャンプ・ごみ山で暮らす移民の方々、山岳地帯に暮らす方々など)に、 ソーラーランタンや翻訳絵本などを届けています。
インフラが整備されていない地域では、明るいうちは学校や家の手伝いだけで目一杯で、自分のための時間を作りだすことがとても困難。
ソーラーランタンがあれば日が落ちて からも何かに取り組むことができます。
こうして光によって時間を創り出すことで、 子どもたちをエンパワメントしていくことを目指しているプロジェクトです。
世界の6人に1人が電気のない生活
世界の人口72億人のうち12億人、6人に1人が電気のない生活をしています。
南アジアやアフリカに集中していますが、FAIR ROADが毎年訪問しているタイ北西部ミャンマー(ビルマ)との国境に接しているターク県。
そのターク県に点在しているミャンマー(ビルマ)からの難民や移民の村も無電化です。
難民や移民の子どもたちは、NGOなどの団体が支援する学校で学び、家では家事や仕事のお手伝いと、とてもよく働きます。
そして、その後が「自分の時間」となりますが、無電化地域ではロウソクかケロシン(灯油)ランプで勉強をします。
しかし、ロウソクは高価であり子どもが一人で使うということは厳しいしケロシンランプの煙は目に沁み、健康に悪影響を及ぼします。
そして、どちらも転倒すれば火事になり家や蓄えていた食料を失います。
安全で安価な灯り。
それは、ソーラーランタン(CARRY THE SUN)でした。
CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)【公式サイト】
(ランドポート株式会社 - CARRY THE SUN 公式ストア)
子どもが学校へ行く前に、軒先にCARRY THE SUNを吊るすだけです。
学校で勉強している間に、ソーラーパネルに注ぐ太陽光で充電します。
学校から帰り、家のお手伝い、お仕事のお手伝い。
それからは、気兼ねすることなく、火事を気にすることなく、CARRY THE SUNの灯りの下での自分の時間です。
柔らかな灯りが映し出す絵本の世界。
文字から想像する、自分の知らない世界。
ドキドキ!
ハラハラ!
こんな楽しい灯りの空間。
たまに泣いたり、悩んだり、自分と向き合える空間です。
そんな灯りが、蛍の光のように灯る村を、鳥瞰してみてください。
この小さな灯りから、子どもたちが大きく羽ばたき、社会に出て行く姿が浮かんできます。
発信活動
「教育カフェマラソン」講演 「居場所から見える課題」 |
5月17日 | 箕面こどもの森学園 |
「みんなで学校を考える」地域で支える学校づくりプロジェクト 第1回「学校×居場所」 |
5月26日 | 一心寺南会所 |
身近な地域でこどもの人権を保障する「ユースワーク」研修会 「中学校・高校内の居場所を通じて学校との関りを考える」 |
7月19日 | 小田北生涯学習プラザ |
中学生ライフプランニング2 「子どもと大人への生活困窮支援」 |
7月26日 | ドーンセンター |
「みんなで学校を考える」地域で支える学校づくりプロジェクト 第2回「学校×地域」 |
7月28日 | 一心寺南会所 |
箕面東高等学校教育相談研修 「校内居場所の意義と効果」 |
9月24日 | 箕面東高等学校 |
「みんなで学校を考える」地域で支える学校づくりプロジェクト 第3回「学校×あそび×まなび」 |
9月29日 | 一心寺南会所 |
ポジティブな中卒2「中学生サバイバー」 「地域・義務教育の不完全さ、いつまで支援対象なのか」 |
10月4日 | にしなり隣保館ゆーとあい |
エデュコレ関西 多様な教育の博覧会 |
11月17日 | デザインクリエイティブセンター神戸-KIITO- |
「みんなで学校を考える」地域で支える学校づくりプロジェクト 第4回「学校×そだち×まなび」 |
11月23日 | 一心寺南会所 |
「大阪の北の学校にも居場所をつくろう」 | 11月28日 | 豊中市千里文化センター「コラボ」 |
大阪市立大学教職実践演習 教職実践演習授業の講師 |
12月3日 | 大阪市立大学 |
箕面市人権セミナー 箕面市を中心とした子どもの居場所を考える ~北摂の高校にも居場所をつくる~ |
1月17日 | 箕面市役所本館3階委員会室 |
「みんなで学校を考える」地域で支える学校づくりプロジェクト 第5回「学校×支援」 |
1月25日 | 一心寺南会所 |
評価という魔物 「居場所事業は評価することができるのか」 |
2月6日 | にしなり隣保館ゆーとあい |
岐阜県地方自治研究センター総会記念講演 「地域が支える子どもの食」 |
6月16日 | ワークプラザ岐阜 |
自治労全国保育集会第6分科会講師 「公立保育所の地域連携を考える」 |
7月28日 | 大阪府立国際会議場グランキューブ大阪 |
みなと人権展ダイバーシティ(多様性の受容) 地域食堂から学ぶ「共生のまちづくり」 |
12月2日 | 港区民センター |
高校生サバイバー5 「大阪の高校生居場所カフェ」 |
12月9日 | ドーンセンター特別会議室 |
子ども食堂決算とお母さん食堂のあしたについて 「高校内居場所カフェ~子どもの居場所を考える~」 |
1月15日 | さをり会館 |
ポジティブな中卒 「中学校内居場所からポジティブな中卒を考える」 |
3月27日 | にしなり隣保館ゆーとあい |
自治労全国保育集会第6分科会講師 「地域が支える子どもの食」 |
7月29日 | 名古屋国際会議場 |
港区磯路地域子どもの居場所説明会 「予定調和の連携を超えて」 |
2月20日 | 磯路会館老人憩いの家 |
国際交流コーディネート | 7月9日 | フラワーパーク・放課後等ディサービス |
国際交流コーディネート | 9月17日 | フラワーパーク・放課後等ディサービス |
同志社大学講義「タイの子どもたちに学ぶこと」 | 10月18日 | 同志社大学新町キャンパス臨光館 |
自治労近畿地区連絡協議会社会福祉評議会 第11回福祉集会記念講演「共に学び共に生きる」 |
1月28日 | シティプラザ大阪 |
国際交流コーディネート 第1回日本の文化を伝えよう |
2月7日 | 大阪府立西成高校 |
国際交流コーディネート 第2回フラッグ制作 |
6月18日 | 大阪府立西成高校 |
天王寺動物園コラボ「シロクマから子育てを学ぶ」 | 9月12日 | aima cafe |
国際交流コーディネート タイフェステバル | 9月17日 | 大阪府立西成高校 |
同志社大学講義「タイの子どもたちに学ぶこと」 | 10月20日 | 同志社大学新町8キャンパス |
2012年度チャレンジくぇすと 『タイの子どもたちに絵本を贈ろう』(選択授業) |
1月31日 | 大阪府立茨田高校 |
2012年度チャレンジくぇすと 『タイの子どもたちに絵本を贈ろう』(選択授業) |
2月7日 | 大阪府立茨田高校 |