凸凹に公正な寄り添いと、平等な機会がある社会を目指す。

「そこは母親が守ってやれよ！」
「こういうケースは大抵、男に依存しているバカ女が多い。」
「怖くて逆らえなかった、止めても言うこと聞いてくれなかったなどと言い訳をする母親」
「警察に通報する、児童相談所に相談する、夜中に娘を連れて逃亡する…何でも、守る方法はあった」

をはじめとしたこんな意見がどっさりですね。
内容はもうそれでいいのでどうか冷めずにずっと声をあげ続けててください。

冒頭の「ステップファミリー」ですが、私の父はステップファミリー出身者(父親に引き取られた)でして、親戚にもステップファミリーがいます。
ステップファミリー出身者の父がいる家庭で育ってきたので、幼いころから何度も何度も祖母と怒鳴りあう光景をみてきました。
実子の孫びいきもすさまじかったです。
でもどこかで認めてほしい、頼ってほしい、必要とされたいと思っている父の姿が今もあります。(当時のわたしは部屋の隅で耳をふさいでいただけですけども)
祖母ももう８０代後半。何度も縁切りを繰り返しながらも離れきれず。
介護の相談ごとの連絡があったときはどこかうれしそうでした。
でも「最期は兄(実子だが仕事が原因で今は重度の鬱病)にみてもらいたい」と言われたようです。
経済的には中流且つ母親の権力が強かった父の家庭でさえ課題だらけだった「ステップファミリー」

この事件で沸いた感情と正義をどうか批判的に自分の中で議論してみてください。