第2回 アスパラガスについて
2016年11月9日
こんにちは、今回のFAIR DAYは福原からの配信です!
前回の平群副理事長に続き、日常でのFairだと感じたことをお届けします。
第2回《すずなのFAIR DAY》
今回はアスパラガスについてのエピソードでお送りしていきたいと思います!
大学の地理学概論という授業での出来事です。その回の授業では、地理学の目線からアスパラガスがどのようにして消費者のもとに届くのか、
ということを1時間半、延々と先生が説明するものでした。
その導入部分として、先生が生徒に「みなさん、アスパラガス知ってますか~?」と問いかけたのです。
ほとんどの生徒が、知っていることが当たり前だと思ったのでしょうか、教室内に笑いが起きました。
しかし、その中で一人「先生、僕アスパラガス知らないです。」と真剣な顔で答えた生徒がいました。
彼は韓国からの留学生で、彼によると韓国ではアスパラガスを日常的に食べる習慣がないそうです。
先生は留学生が授業に参加している可能性も考えて、アスパラガスをしっているかどうかの質問から授業に入ったそうです。
”アスパラガス知っていて当たり前”の目線で授業を受けていた私としては、驚きでした。
同時に、いろんな目線で物事を見ることって大事だなと、改めて確認することができました。
自分だけの目線がいかに狭く小さいものか気づき、また自分とは違った目線をもった人たちの意見が、いかにおもしろく、自分の世界を刺激するのか、そのことを心にとめてこれからも活動していきたいな、と思いました。
その後授業では、韓国の学生にアスパラガスがどんなものなのか、他の生徒がスマホの写真や電子辞書で説明し、次の週の授業で先生がアスパラガスの写真を自分で撮ってきて、スクリーンに映し出すという徹底ぶりでした。笑
そういうふうに、自分とは違う目線に対して、周りが寄り添う姿勢が見られて、なんだかほっこりした気分になれた今日この頃です。
自分と他人の”ちがい”に気づき、その”ちがい”を楽しみ、そして寄り添うことがFairな世界をつくっていくのかな・・・?と思いました。
以上、福原からの配信でした!
来週もメンバーからの配信が続きます。
お楽しみに!!