第3回 透明のアウェアネス・リボン
2016年11月9日
お疲れ様です!
今回のFAIR_DAYは阪上からの配信です!
前回のすずなに続き、日常でのFairだと感じたことをお届けします。
第3回《阪上のFAIR_DAY》
透明のアウェアネス・リボン
アウェアネス・リボンってご存知ですか?
この名前ではピンとこないかもしれませんが、
画像のように輪状に折った短い一片のリボンのことで、
社会運動、もしくは社会問題に対してさりげない支援や
賛同の声明を出す方法として使用されています。
私が知っているだけでも30種類程度はあります。
私も赤・オレンジ・ピンク・紫・そら色を持っています。
【各色の意味は是非お時間ある時にググってみてください☆】
その中の1つ、透明のアウェアネス・リボン。
透明なリボンに「星の王子様」から引用された
「大切なものは目に見えない」と書かれたバッジ。
「バッジをつけて、見えない障害を知ってもらおう」と、
2011年にTwitterを通じて集まった人達から始まりました。
見えない障がいとは
発達障害や内部疾患、その他の難病等のことを指しています。
【詳しくは「わたしのフクシ。」で検索してみてください☆】
先日会った私の友人は、
この透明のアウェアネス・リボンを持っています。
このリボンを持ってから外出するのが少し楽になったと言っています。
友人は、リボンをつけているからといって
多目に見てほしいっていいたいんじゃないんです。
気を使ってほしいっていいたいんじゃないんです。
電車やバスで席を譲ってほしいっていいたいんじゃないんです。
友人はリボンをつけることで、自分を受け入れてるんです。
私はリボンをつけることで、丁寧に人に接しようとしているんです。
スラックティビズムだと言う人もいるかもしれませんが、
私はそうは思いません。
アウェアネス(Awareness)とは、「意識」「気づき」という意味。
それは労力や負担を負ったから得られるといったものではないからです。
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「 さよなら。 」
ときつねがいった。「 ぼくの秘密をいうよ。すごくかんたんなことだ。
心で見なければ、よく見えないっていうこと。
大切なことって、目には見えない。 」
『星の王子さま』
サン=テグジュペリ・角川文庫
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FAIRな考え方や見方は、アウェアネスが無ければできません。