凸凹に公正な寄り添いと、平等な機会がある社会を目指す。

先日、友人が開催するイベントCINEWAに参加してきました。
映画を見ながらおしゃべりするという、まったりほっこりなイベントです。

友人、知人、初めましての人、様々な出会いの中でFair Roadの活動について話をすることができました。友人からの「今年はタイ行かへんの」という一言から話が発展。「またスタツア行くでー」「田舎のほう行ったり、スラム行ったりしてくるわ」なんて話していると、こんな質問が。「NPOで行くのんてお金どうなってんの」。たしかに気になりますよね。

全額自己負担です。
昨年行ったときは宿泊・飲食・飛行機代など諸々込みで15万円弱かかりました。
正直とても痛い。団体で出せるものなら出してほしい。誰でもいいから出してほしい。

でも、よく考えると自己負担って当たり前のことなんです。それは、わたしたちは勝手に行っているから。相手の都合ではなく、こちらの休みが取りやすいお盆の時期に予定を組む。日本でミーティングを重ねてこんなものがあったらいいかな？こういう環境をつくるのが大切よな？というのを考えて、提案する。そして継続するのか、アプローチを変えるのか判断する。正解や答えを持っていくのではなくて、現場を見て、直接話をするなかで作り上げていくんです。

こんなスタイルのわたしたちには自己負担がFairです。
“支援してあげる”ではなく、自分たちの目指す世界と相手のニーズが重なっていく。それが結果的に“支援になる”。こういうのが理想だなと思います。

それにお金ほど“Unfair”なものってないですよね。NPOの活動もお金があれば出来ることってたくさんあるんです。やっぱりお金の力はとても大きい。でもないものはない。
出来る範囲でやれることをする。実はこれが一番大事ですよね。

【NPOとお金】ご理解いただけたでしょうか。ちなみに普段の活動で自己負担なのはミーティング後の食事外（飲み代）と電車代なのでスタツアは特別ですね。

以上、山下がお伝えしました。
今後も毎週水曜日、土曜日に配信を続けていきます。
お楽しみに！！