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第21回 ビルマに帰る選択肢はありません

2016年11月9日

「ビルマに帰る選択肢はありません。いまもわたしが住んでいた地域では紛争が起こっており、戦闘が続いています。難民キャンプでの生活は満足です。少なくとも戦闘の心配はないから」

第22回 しんぺーのFairday
8月8日?8月15日でスタディツアーへ行ってきました。

難民キャンプで話を伺ったときに、お母さんが言っていた言葉です。難民キャンプで生活するということは様々な制限を受けるということです。インターネットはつながりません。タイへの移住は政府が許可しません。第三国定住の1番の受け入れ先のアメリカは2013年に受け入れを終了しました。

残された選択肢はビルマへ帰るか、難民キャンプで一生を終えるか。ビルマでは戦争が起こっています。難民キャンプでは自由が制限されます。戦争が身近にあり、命の危険を感じ、生まれ育った場所を離れた人が目の前にいる。過去の話ではなくて、いまの話。

僕はぜんぜん消化できませんでした。自分の生まれた場所に戻らないという選択をさせる戦争や紛争に、日本は近づいているように感じます。日本から争いを起こすことはなかったとしても、誰かの争いに力を貸すということは、このお母さんや、この家族と同じ思いをさせることに協力していることになるんじゃないか?ほんまにこのままでいいのか?なんかおかしいんちゃうか?このモヤモヤを活動を通して見つめていけたらなと思います。

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