第23回 スポーツは公平
2016年11月9日
みなさん、こんばんは!
本日の配信は堀内が担当させていただきます。
26日の更新が飛んでしまったことをお詫び申し上げます。
さて、先日ついに夏の甲子園大会が閉幕しました。
今夏もアツい試合が繰り広げられ、高校球児の涙に感動した人も多いことでしょう。
大阪代表として出場した「大阪偕星高校」は、よく話題になりましたね。
大阪には甲子園常連の強豪校がたくさんありますが、その中で予選を最後まで勝ち抜いたことも去ることながら・・・
チーム創りの過程も感動ものでした。
Yahooニュースからの一部抜粋
“同校野球部はこれまで用具メーカーを通さず、ユニホームや道具を購入してきた。「ダイレクトメールで来る“廃盤”を使ってました。去年のデザインで在庫処理になるものを格安で売ってもらっていた」と山本監督。
練習用のユニホームは上下500円、試合用でもストライプ柄にKのマークが入ったもので上下1万円。
スパイクは980円だ。
就任当初、このデザインにしたのも「お金がかからないんですよ。倉敷高のときも同じデザインだったんですが、Kのマークはマジックで書いていたんです」と説明する。
そこには山本監督のある理念がある。
「スポーツってね、国籍、肌の色、お金持ち、貧乏とか関係ないんですよ。野球がうまい奴が勝つ。貧乏でもお金持ちに勝てるんです。野球をしてるときくらいは、子供たちにそういう夢を見させてあげたい」。
さらに「前任の高校で突然、部員が来なくなった。何でかと聞いたら部費が払えないから。僕がその子の家に行くと、母子家庭でお母さんが真っ黒に手を汚したまま出てきた。ガソリンスタンドで働いてたそうです。なのにプッチンプリンを出してくれて…。もう涙が出ましたよ。それでお金はいらないから、野球をやろうと言ったんです」と懐かしそうに当時を回想した。“
スポーツはお金が掛かります。私も野球をしていたので、よく分かります。
しかし、記事にもある通りスポーツは公平です。うまいチームが勝つ。
そこには道具に掛けられるお金があるかどうか等、一切関係ありません。
スポーツでも仕事でもハングリー精神が強い方が、上達が早いものです。
環境に左右されず、己の意識と努力で壁はぶち敗れるということを生徒たちに実践で教える山本監督の理念に、
私は深く感銘を受けました。
これぞFairなストーリーだと思いましたので、共有させていただきました。