第44回 大人
2016年11月9日
第44回のFAIR DAYは福原からお送りいたします!
私事ですが先日、二十歳の誕生日を迎えました。
二十歳といえば、少し大人の扉が開けてきて、お酒が飲めるようになってちょっと浮かれる部分もあれば、その反面で、国民年金のお知らせが届いたときには、ちょっと冷やりとした気分になったり…
できることが少しばかり増えるので、ちょっと大人になった気分になりますが、その代わりに責任を負うことも増えていくんだな…となんだか嬉しいような、ちょっと不安なような、そんな複雑な気分になります笑。
2015年も後残り2週間ほど、自身も一つの節目を迎えたところで、これまでを振り返ることも多くあります。
振り返ると、私は本当に「素敵な大人」に恵まれてきたと思います。小学校、中学校、高校、大学と進んできましたが、そのそれぞれに素敵な先生に出会うことができました。部活の顧問の言葉は今でも、しんどくなったときに思い浮かびます。中学の時に、人権教育のためにやって来たであろう、たぶん偉い人の話も、その人の名前は覚えていないけど笑、話の内容は鮮明に覚えています。間違ったことや、自分がぶれそうになった時、本気で怒ってくれる母と父がいました。
色んな大人たちが私を支えて来てくれました。単純にかっこいと思うし、尊敬しています。
でもそれと同時に、こんな大人にはなりたくないと思ったこともありました。道路で堂々とポイ捨てする人、コンビニで店員さんに理不尽に怒鳴りまくる人、会話の合間に少しだけど確実に人を見下して優位に立とうとする人、あげればたくさんありますが、全部まとめて、こんな大人にはなりたくないと思ってしまいます。
良くも悪くも色んな影響を与えてきてくれた「大人」。
二十歳を迎えた今、私もそんな「大人」というカテゴリーの中に片足を踏み入れだしています。二十歳になったからと言って劇的に何かが変わるわけでもないし、むしろ少しずつ色んなことを経て「大人」になっていくのだと思います。
その過程の中で、私にとって素敵だなーとか、この人かっこいい!とか、ほんと尊敬できるわとか、思えた大人になりたいと思います。そしてできる限り、こんな大人にはなりたくないと思った人を反面教師にしながら、いい影響を下の世代に与えられるような大人になりたい。
「大人」の皆さん、私たち若者はなんだかんだ言っても大人の背中を見ながら社会に足を踏み入れていきます。このFAIR DAYが、自分がどんな影響を下の世代に与えているのか、少しだけ振り返っていただけるきっかけになれば幸いです。
以上、福原からの更新でした!
写真は友達から誕生日にもらったアルバムです。たくさんの人から祝っていただき感謝です!!ありがとうございました!!