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第45回 テロリストという居場所

2016年11月9日

今日のFair Dayは阪上が担当します。

今日はクリスマス前の祝日、お出かけ中の方も多いのではないでしょうか(^^♪
プレゼントを楽しみにしている子どもたちにとっては待ち遠しい日でしょう。

このような行事をどう過ごすか、そもそも知らない子どもたちも世界にはたくさんいます。
アフガニスタンでは1家族に子供が10~20人いることがよくあります。
今アフガニスタン全土の道端で、物乞いをする子供が、1万人は下らないと言います。
食べ物すら満足に与えられず、放置せざるをえない親が多いそうです。そのように物乞いをするしかない少年少女たちに用意されている居場所は、
テロ組織・泥棒・売春婦etc。

幼いころからテロ組織で育った人々は「なぜ戦うのか」ということを考えるでしょうか。
兵士になって前線で戦えば国内出身者は約130ドル。これは普通の職業の給与の約20倍もの賃金です。
国外出身者は約400ドル。さらに日本でいう家族手当もあるそうです。
日本円で考えると安いかもしれませんが、この金額は貧困地域で考えれば破格の給料です。
またイスラム国に加盟しておく事で家族などに被害が及ばないと言うメリットもあります。

8割の人たちは読み書きができない
つまり彼らは自分の国の歴史を知ることもなく【仕事】としてテロを実行します。
歴史や法律を学び、リーダーに抵抗したり、現状を文章に記して発信することも【できない】。
だからほかの国はイスラム国から連想される【難民】【イスラム教】などのキーワードにかかわるすべてを排除する。
それは隣国の朝鮮や韓国などの国々に対しても同じかもしれない。

幼い頃から孤児として、銃弾や墜落した軍用機の破片を集めて売り歩き、死や残虐な行いと常に隣り合わせ。それが彼らの【居場所】。
貧しい難民の子供たちを集めてテロリストを養成する学校。それが彼らの【居場所】。
「聖戦は義務だ」という教えの元、14歳から18歳まで住まいや食事まで無料で提供してくれる。それが彼らの【居場所】。

今日この日も貧困から脱却するため、子どもたちは自分の【居場所】で生きています。
貧困は【安心して自分の意思で選択すること】から遠ざかる。

日本でも形は違えど同じような状況を目にします。
居場所とは家庭、学校、会社、地域、ネット…様々な形があります。
みなさんにとっての【居場所】に笑顔がありますように…

 

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