第67回 夢のたね
2016年11月12日
第67回栗本からのFair-day
この度の熊本地震で、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、被害を受けられ方たちに心よりお見舞いを申し上げます。
また、1日も早く平穏な日常が戻りますよう、心からお祈り申し上げます。
すこし遅れて会場に入ると、前に久美ちゃん、ムアイさん、ギップと少し緊張した顔が並ぶ。
会場は50人以上いるだろうか、大盛況である。
それぞれが、マレットファンに何かの関わりや思いがあり、暖かい視線を向けている。「え~!本が出る!?」
「伝記?」「サクセスストーリー?」「ビルも手に入れたしwww」…
昨年8月のFAIRROADスタディツアーで、ピチャイの事務所を訪問したとき久美ちゃんから聞かされた。
児童文学作家・絵本作家の村中季衣さんが、3人の生まれ、育ち、出会い…から、これまでも、これからも、がギップの天然エピソードを散りばめながら書かれている。
会場で買って帰った。
一気に読んで、3人とのはじめての出会いを思い返す。
久美ちゃんとの出会いは…
2003年12月大阪マイペンライのスタディツアーに参加したときに、クロントイスラムの保育所を案内してくれたのが久美ちゃんだった。昼食メニューの陳列や保育室の空間デザインが大阪の保育所の工夫をベースにしたものだ。
案内をしてくれる久美ちゃん(少し照れ気味)を見ながら、心の中で「がんばれ~!」と呟いたのを覚えている。
ムアイさんとギップとの出会いは…
2009年9月スアンプルー地区のコミュニティーセンター建設やメーラームーン学校の女子寮建設の事業でバンコクを訪れたときだった。それぞれの工事の進捗管理にも協力してもらった。
ムアイさんの第一印象は、控えめだが芯が通った感じ。
ギップは、そのまんまギップ555
そんな出会いから、新たなNGOマレットファンを立ち上げ、ここまで来た3人を見ていると、常に現場目線で子どもや、子どもに関わる大人と接し、寄り添う姿勢が素晴らしいと思う。
これからも変わらず進んで行くだろうけど…
買っていただいた本に3人が並んでサインをしている場面を思い出し、思わず「プッ」と吹いてしまった。
今度会うときは、サインを貰うか。(超有名になる前に)