第69回 孤育ては母親の成長を止めてしまう
2016年11月11日
第69回FAIR DAYは阪上が担当します。
前回【子ども食堂 -それだけのことが生きる力になる- 】をテーマにしたのですが、
今回は【孤育ては母親の成長を止めてしまう】に関して書きたいと思います。
わたくしごとですが、46日前に第一子を出産しました。
GWにお宮参りも無事済ませることが出来、気持ちが少し落ち着いたところです。
頭ではわかっていたつもりでしたが、その何倍も大変な毎日で正直心身ともに参っています…。
語弊がありますが、幼い子どもに関する虐待などの色々な事件…少し気持ちがわかってしまいました。
若くして出産した方や、フォローしてくれる身内が側に居ない方は、あっという間に鬱病になるでしょうね…。
私の場合,あいにく母が私の退院と同時に入院が決まっていて、里帰り無しで孤育て(子育て)生活が始まりました。
産後でまだ血も大量に出ているボロボロの体のまま、休む間もなく授乳と身の回りの世話の24時間。
授乳の度に子宮が収縮して腹痛。
2~3時間毎に授乳。
おむつは随時交換。
さみしくて抱っこしてと泣く。
膝と腕と肩は常に激痛…
トイレもゆっくりできない
ごはんも座って食べれない。
産後二週間は泣き声が頭痛を引き起こして、旦那が仕事から帰ってくるころには疲労のピーク。
旦那の顔を見るなり涙が出た日もありました。
本当に余裕がなくなるんです。
かわいいと思う気持ちの奥に、自分の時間が無くなり悔しくて苛立っている自分がいました。
そんな中でしたが、[お七夜]や[一カ月検診]、[お宮参り]等のお祝い事を迎えるたびに不思議と気持ちが楽になりました。
それ以外にも、自分の子のことを『かわいいね』って言ってもらったり、
『大きくなったね!』とか『○○がママに似てるね!』と言ってもらうたびに気持ちが楽になっていきました。
泣き声も私を呼んでくれてる声に聞こえ出して、かわいく思えてきました。
そういった成長を感じる節目の祝い事や周りからの声かけって、お母さんの成長に大きく影響すると思います。
要するに【孤育ては母親の成長を止めてしまう】と思うんです。
頑張りたいお母さんもいると思うので、むやみに近づきすぎなくてもいいと思うのですが…
産後はしんどいですけど起きてる時間は長いので、意外とメールなどは見てます!
電話は出れません。
なのでメールでたわいもない会話や、子供の写真見せてー!など言ってもらえると嬉しかったりします。
今頭に浮かんだ友人がいたら、是非メッセージを🎵
【孤育て】はSOSの発信も遅らせてしまいます。
声をかけたり、メールをしたり…
近所の小さいお子さんをつれてるお母さんに声かけてみたり…
それだけのことが【孤育て】を防ぐ1歩だと、母親46日目の私は思うんです。