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第71回 Are you poor?

2016年11月11日

皆さん、こんばんは!
第71回のFAIRDAYは福原からお送りいたします。

現在大学3回生で、残す学生生活も折り返し地点を通過しようとしているところですが、

そんな大学生活の中で打ち込んだ事の一つと言えるボランティアサークルでのひと時についてお話ししたいと思います。

 

サークルのミーティング中、議題に含まれる座談会の一つにあがっていた質問です。
「Are you poor? (あなたは貧しいですか。)」
同じサークルに所属している後輩が、フィリピンでのスタディーツアー中に現地の女性に問いかけられたそうです。

ドキリ。

 

私はどちらかというと、普段サークル活動の中ではフィリピンに住む女性や子どもたちをサポートするという視点から物事を考えることが多いです。

FAIRROADでの活動の中でもそういった立場から考え行動することが多いです。

だからこそ、無意識に自分が貧しいかどうか、と自分自身に問いかけることは日常生活の中では、正直それまでに一度もありませんでした。

その座談会を経て、そういった視点で自分の日常生活を見つめなおすというのはなかなかおもしろい作業だなと感じ始めるようになって、

最近暇があればよく考えています。

 

皆さんは考えたことがあるでしょうか。
ぜひ、一度自分自身に問いかけてみてください。
「あなたは貧しいですか。」
「人それぞれ貧しいことの定義や豊かであることの定義は違う」というのが私の立場です。

私の生活の至るところに、選択肢があることは私が豊かである一つの理由になると思います。

学校に行くこと、将来の職業、結婚、色んなカテゴリーにおいてたくさんある選択肢の中から、私は私が選びたいものを選ぶことができます。

そして私は環境や周囲の人から抑圧されることなく自分らしい生活をおくる権利も持っています。これも豊かさの一つの象徴であると思います。

あまり普段の生活の中で意識することのないことですが、

途上国に住む人達と自分を比べた時に自分には色んな権利が無意識化において与えられていることも意識するようになりました。
わかったかのように理論立ててこの投稿の中でつらつらと書いてきましたが、何が言いたいかというと、

なんで貧困ってなくならへんのやろうな、っていことが最終的に私の言いたいことです。

 

貧困や他にもたくさんある社会問題を作りだすクリエイティブさが人間にあるのなら、

そういう問題を解決できるクリエイティブさも人間は持っているんじゃないか、と。

もっともっと、世界的な規模でもローカルな規模でも、そのクリエイティブな能力で貧困を生み出したスピードと同じくらい、

貧困を解決するスピードも上げていかなければいけないんじゃないか、と日々の生活を見つめなおしながら強く思うようになりました。
そして、貧困を解決するスピードを上げていくためには、どんな小さいことでもアクションを起こしてくことが必要不可欠で、

じゃあいったい自分の生活の中にそういったアクションってどれくらいあるのかな…と自問すると同時に、

それこそがこれからの課題だな、と思いはじめています。

 

皆さんも、「自分自身の生活は貧しいのか」問いかけてみて下さい。
そして、そのことが自身の生活を見つめなおすきっかけとなる事、また貧困を解決するためのヒントになれば幸いです。

以上、福原からの投稿でした!

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