第72回 子育てとFair by松原正裕さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン関西
2016年11月11日
第72回のFair-DayはFAIRROADとつながりのある方々から配信いたします!
今回はNPO法人ファザーリング・ジャパン関西(FJK)で活動をされている【松原正裕さん】からのメッセージ。
団体名にある通り『父親』の強みを生かして様々な活動をされています。
いいパパではなく、笑ろてるパパがええやん!
そんなスローガンを掲げるFJKの松原さんが思う「フェア」とは…。
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はじめまして。NPO法人ファザーリング・ジャパン関西の松原正裕です。
ファザーリング・ジャパン関西は、
ビジョン:大人も子どもも、子どもの未来にワクワクする社会
ミッション:父親たちと子どもたちのナナメの関係づくり
のもと、パパの子育て、絵本の読み聞かせ、ダイナミック遊び、ダンボール工作、伝承遊び、夫婦のパートナーシップ、ワークライフバランス等の講座・講演を関西一円で行っています。
さて、ファザーリング・ジャパン関西の活動とFAIRという視点で考え時、真っ先に頭に浮かんだのが、『子育てとFAIR』です。
私の家族は、妻・長女・長男・次男の5人家族です。長女は今年から小学1年生。幼稚園に通っていた時との大きな違いとして、宿題があります。
もし私が宿題はいつしてもいいという考え方で、妻が帰ってきするという考え方では、娘にとってフェアではなく、大きな混乱が生まれます。
そこをフェアにすべく夫婦会議。
私と妻との意見は同じで、『帰ってすぐする』。お互い宿題の習慣をつけたい事が一致しました。
でも、子育てをしていると、一致しないことが多い。家族として、大切にしたい所はフェアにした方がいいと思いますが、
それ以外の部分はパパとママが違う関わりであってもいいように思います。
その違いが顕著に表れるのが遊び。ママが大人しい、可愛い遊びをするなら、パパは反対の外でダイナミックな遊びが得意なのではないでしょうか。
僕がとても印象に残っているのが、去年、ファザーリング・ジャパン関西で実施した奥猪名健康の郷での父子キャンプ。娘と参加しました。
魚のつかみ取りをした時の娘の笑顔が本当に最高。この満面の笑顔!!
一方で、妻と娘が一緒に料理をしている時も娘は楽しそう。
子どもの成長にとって、どちらも必要。子育てをしていると、フェアな部分(パパママ共通)に目が行きがちかもしれませんが、
フェアでない部分(パパとママの違い)にも目を向けてみると、少し子育てが面白くなるかもしれません。
大変じゃない子育てなんてありませんが、子育ては期間限定。何よりも子どもは可愛いし、その成長が楽しみです。
日本中のパパ、そしてママも、もっと子育てを楽しみましょー