第74回 共に生き、共に歩く。
2016年11月11日
先日、米国フロリダ州オーランドで起こった銃乱射事件を受けて行われた追悼イベントに参加してきました。
この事件では犯人を含めて50人の人が亡くなっています。
犯行現場となったのはゲイが集うナイトクラブで、地域に根ざしコミュニティの中心として愛された場所だったそうです。
そして犯人もゲイだったといわれています。
日本でも数年前に大阪市西区で子どもを置き去りにして死なせてしまう事件が起こったけれど、それと同じような気持ちになりました。
これらの事件は他人事ではなく、自分の身の回りにも起こりうる。
亡くなったのは自分かもしれないし、自分の友人や家族だったかもしれません。
自分がどのように生きていきたいのか、自分のアイデンティティを隠さないといけない苦しさはどんなものなのだろう。
様々な問いを投げかけられました。
追悼イベントは梅田のヨドバシカメラ前から扇町公園までの30分ほどの道のりを歩くというもので、
とても和やかな雰囲気で行われまし。LGBTもヘテロも国籍も関係なくただただ歩く。
共に生き、共に歩く。
こんな当たり前のことがすごく尊く感じた時間でした。