第83回 見え方
2016年11月11日
こんばんは
Fair Day、今回は三浦がお届けします。
最近、サラリーマンを辞めました。
朝、通勤ラッシュの中にいると
今まで気づかなかったものに気づくことが増えました。
前向いて歩いてる人、少ないんですよね。
僕のまわりだけでしょうか?
今になって気づいたということは
僕も前を向いていなかったということなんですよね。
立場をちょっと変えてみると
わかることっていっぱいあるんだろうなあ
なんて思っている今日この頃です。
今、僕は中学2年生のKくんの家庭教師をやっています。
担当する前、生徒のお父さんからは
ずいぶん控えめな情報を頂いていました。
宿題はしない
やる気がない
約束を破って遊びに行く
危機感がない
楽しいこと、ゲームを優先して勉強しない・・・
この生き方が将来悪く出る・・・
人当たりはいい
特に年上からは好かれる
お父さん、お母さんは学校のテストを見ていると
いよいよ心配だということで
先日家庭教師が始まりました。
実際Kくんと接して、話を聞いてみました。
友達からの誘いをずっと断っているけど
親は絶対遊びに行くのを理解してくれないから
約束を破っても黙って遊びに行った。
ゲームはしたい。
でもこの点数じゃやばい・・・
彼は本当に屈託のないいい子です。
なんでも素直に聞いてくれます。
月並みな言い方をすると善良な少年です。
そして授業をやっていくと
宿題は確かに忘れる(笑
未だに提出物はパーフェクトに揃ったことありません(笑
でもそれは社会の中での習慣の問題なので
脅してもすかしてもすぐ変わるもんじゃないんですよね。
完了したらメールやFAXで送ってもらえば
進行はできるので今はそれで十分。
でもやるぶんには確かにやってくれます。
これは前情報とは違いました。
逐一確認していることは憶えています。
何より自分から積極的に答えるので
覚える気もあります。
きっといい結果になると思います。
将来はどんな大人になるんでしょうか。
生命力は強い子だけに早くも勝手に楽しみにしています。
立場が変わるだけでこうも見え方が変わり、
すると相手の反応も変わる。
行き詰まった時の発想転換として
ストックしておきたいなあ
と思ったのでした。