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第88回 「アンガーマネジメント」聞いたことありますか?

2016年11月28日

分けて考えること
経験すること

「アンガーマネジメント」聞いたことありますか?

こんにちは、今回のFAIR DAYは三浦がお送ります。

日ごろ「許せん!」と怒りを感じること、多々ありませんか?

許せないから怒ったら、相手が反抗してきて・・・

関係悪化。

家庭でも学校でも職場でもありがちなことだと思います。

そういうとき、自分に、相手に、

怒りを抑えるためにアンガーマネジメントが役に立つんですね。

いじめ、家庭内暴力、

こういう基本的なことを学校で扱う日が来るといいな・・・

と思っています。
フェアロードの活動目的の中には

「情報のフェアな供給」

も含まれています。

よく比較される

フェア(公正)とイコール(平等)

僕の教え子には4人兄弟の長男(中学2年)がいます。

彼、勉強は今の所まだまだですが、人付き合いに関しては達人です。

秘訣はイコールでなくフェアにあると思います。

彼は弟妹に対して少しずつ接し方を変えています。

それが例えば本屋のおっちゃんと接するときにも生きているのです。

本屋のおっちゃんは彼にだけはあまり物をたくさんプレゼントします。

彼は自分が話す人それぞれが喜ぶツボを心得ています。

無意識でしょう。

「本屋のおっちゃんにはこの前缶バッジいっぱいもらったからお礼言っておこう」

自分が接した人のことをよく覚えています。

「一番素晴らしいサービスとは?」

昔ホテルで接客の派遣をしていた頃に尋ねられたことがあります。

「覚えていることや」

そう言われました。

まさに彼がやっていることは中二にして最高のもてなし、オーダーメイド・・・

これこそよく「考える」ということなんだと思います。

フェア=公正は一人一人のことを「考える」ことなしに実現しません。

一方イコールは簡単です。

平均すりゃいいのです。機械的です。状況に反応さえすればいいのです。

マニュアル化が実に簡単です。

フェアはそうはいきません。

「考える」

=目的を置く
(楽しませる、ホッとしてもらうなど)

→混沌とした情報から何かを抽出する
(話題や目つきに注目するなど)

→以前の経験と比較する

→自分の行動を選択する
この「考える」過程で登場する「混沌から何かを抽出する」というのは

実はアンガーマネジメントが怒りに対処する方法と同じなのです。

自分の願望、義務、権利をごちゃごちゃにして

ただ目の前の状況に反応しているのが怒り

ならば、怒りを抑えるには

願望、義務、権利を分けて抽出すれば怒りは解け、冷静な自分が帰ってきます。
思考を正しく使う方法を知っていればフェアは実現できます。

いじめ、精神的DV、対人恐怖・・・

そんな技を子ども達にも、大人にも身につける機会があればなあ

と思います。

 

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