浮き出てくるストレングス(強味)
2017年6月3日
なりわい屋(居場所事業)ブログ
担当の阪上です!4月から全国でいろんなことがスタートしましたね
我が愛娘も保育園生活がスタートしました。
初日から大泣きでお迎え時には泣き腫らした目で……
なんてことはなく、一回も泣かなかったとのこと。
泣きなさい。
なりわい屋もゆっくりですがスタートしています★
前年度に引き続き、officeドーナツトークさん
の現場サポートとして居場所に取り組みます。
……が、高校居場所カフェの認知度もおかげさまで高まり、いろんな団体が手を挙げているようで…
どうなるかはわかりませんが何らかの形で高校居場所カフェにもかかわっていきたい今年度です。
今月の初めに西成高校の入学式にお邪魔してきました!
再任用となった新校長(山田校長)は新入生にゲーテの言葉を紹介していました。
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生活はすべて次の二つから成り立っている。
したいけれど、できない。
できるけれど、したくない。
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※今年の4月から西成高校で再任用となったスーパー校長は、Facebookも活用されています。こういったアクションも今に合った学校のアドボカシーの方法のひとつですね★
是非ごらんください♪
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校長室@大阪府立西成高等学校
ゲーテの言葉にある「したいけれど、できない。」
こういった状況にある子どもたちをエンパワメントしてくことは、私たちFAIRROADのどの事業にとっても大切にしていることです。
なりわい屋では
・新しいことへのチャレンジ
・「できる」を増やす
をテーマに様々な体験の機会を提供しています。
しかし目的は体験してもらうことではなく、その体験によって個々のストレングス(強味)を発見し、なりわい(スキル)へと変え、エンパワメントしていくことです。
昨年度末(2017/1)にはなりますが、泉尾高校わたしカフェにて「ムカシノアソビ」というイベントを実施しました。
内容はシンプル。
・けん玉→何回お皿に乗せられるか
・あやとり→いくつ技ができるか
・コマ→だれが一番長く回せるか
あやとりの練習中
けん玉意外とできる子多かった!
写真の通り大盛り上がりでした!(笑)
新しい体験だけでなく、こうしたある程度誰でもやってみたことがある・知っていることをテーマにしたイベントもストレングス(強味)の発見のコツだと思っています。
今まであまり発言の無かった生徒が自分から積極的に前の週から練習していたり、
あかん、もう一回やり直させてー!!と大きな声でお願いしていたり(笑)
ストレングスの自己発見というかアピールの機会となったりしています。
生徒同士で教え合ったりと終始とても賑やかでした
大人(社会人)になると
評価されること
認めてもらうこと
は給与として形になるわけですが、
それ以外で先輩や同僚から純粋に、
「ありがとう」「嬉しい!」
「助かりました」「頼りにしています」
「すごいですね!」
なんて言われると気分は悪くないですもんね
成績などの数値だけでなく、様々な取り組みによって浮き出てくるストレングス(強味)を見逃さず丁寧に声をかけていくことは、年齢問わずその人の生きていく力を強めます。
子どもたちにはもちろん、職場などにおいても。
今年度は某子ども食堂さんと協働での事業もスタートします。
ひとりでも多くの子ども達のストレングスを発見しエンパワメントできるようにコツコツがんばります♪