凸凹に公正な寄り添いと、平等な機会がある社会を目指す。

2017年スタツア勉強会6月編！！

2017年6月28日

みなさん、こんにちは！

YOU-結う-班からブログの更新です。

6月17日(土)に今年のスタツアに参加してくださる方と
勉強会を開催しました！

内容として
・自己紹介：スタッフと一般参加者
・訪問先の紹介
・持ち物やその他留意点
・現地で行うワークショップ
を行いました。

これまでの海外旅行とは中身が異なるので
少しでも不安や疑問が少なくなり
全員が目的や希望・期待を抱いて参加できるよう
6月の勉強会の実施に至りました。

今年のスタツアに参加してくださる方々は
学生や社会人と様々ですが、全員が共通して
「教育」に関係していらっしゃる方々です。

「教育」にはたくさんの方法で関わることができます。
そして、ほかのことでも言えることかもしれませんが
「正解」はないものだと思っています。
同時に「不正解」もないものだと思っています。
目の前にいる生徒・子どもたちが望んでいることやなりたい自分の像…
それを実現・叶えてあげられるヒント(道)を創っていくことや
「がんばろう！」と前に進むために背中を押してやることなど
必死になって相手のために考え行動することはその子にとっては「正解」になります。
しかし、相手のことを想わず行動することや何も考えずに行動することは
その子にとっては「不正解」になるのだと思っております。

今回、私たちも今から子どもの将来を創る素敵な方々とスタツアを作り
参加できることで学ぶことがたくさんあるとワクワクしています。
きっと現地にいる子どもたちや大人の方々もそう思っていることでしょう。
スタツアにかかわるすべての人たちの将来のヒント(道)が生まれることを目指し
7月の勉強会もしっかり内容を考えています。
また来月勉強会の様子を報告します。

そして、今回は、関西圏ではなく九州や広島、関東からご参加いただけるということで
とても嬉しく思っております。
こうして少しでも世界平和へ向けた輪が広がっていくことを期待しております。

さて、6月20日は「世界難民の日」でした。
これは2001年より毎年続く国際デーです。
各地でイベントが実施されているところをニュースでも多く観られたことかと思います。

この日の目的として、難民の保護や援助についての国際的関心を高め
関連組織・団体の活動への理解と支援を促進すること、とされています。

誠に勝手ながらこの「世界難民の日」と少し縁を感じる部分があり…
2001年、当時私は中学3年生でした。中学3年生と言えば「高校受験」です。
のちに自分が通うことになる高校の面接で「あなたの夢は？」という質問があり
「世界平和です！」と答え面接官をびっくりさせた時です。

もう少し遡ること3年。英語と教師を志した瞬間。
学校の英語の教科書に一枚の写真。「ハゲワシと少女」の写真。
あまり世界のこと、ましてや住んでいた地域以外は全く無知だった私は
強烈なインパクトをその写真を見て感じました。当時は、「悲しさと悔しさ」が
沸いていたと思います。
難民の方々の状況を知らせてくれた一枚の写真。自分もなにかできることはないのか、と…

「世界難民の日」の目的にある活動への理解と支援の促進。
これは昨年私たちのスタツアに参加してくださった方へのメッセージにもあったのですが
「このスタツアに参加したからボランティア精神を持ってほしいというのが目的ではなく
こんな活動をしている人が日本にもタイにもいることや、現地にどんな人がいて
どんな環境でどんな想いを持っているのか知ってほしい」。

この国際デーの目的と似ている部分もある、と感じました。

スタツアに参加してくださる方、このブログを見てくださる方の中から
一人でも多く「誰かのために」と想ってこれからを歩まれることを願っています。